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廃墟のジオラマを自作してみた【アクリル絵の具で錆の質感を出したいカーテンレール編】

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せっかく建物のジオラマを作るなら、やっぱりカーテンはつけたいよな…ということで、廃墟に合うボロボロのカーテン作りに挑戦してみました。

粘土とは違って思うように動きを出せなくてかなり苦戦しましたが、なんとか完成させることができたので、今回はボロボロのカーテンと錆びたカーテンレールの作り方を紹介していきたいと思います。

カーテンとカーテンレールを作っているところはこちらの動画で見られます。
気になる方はぜひ見てみてください。

↓前回は廃墟ジオラマの床に撒く瓦礫をDAISOの石粉粘土で作りました。

廃墟ジオラマ用のカーテンレールを作る

【使うもの】

  • 細工棒
  • ワイヤー
  • アクリル絵の具
  • グレイスカルピー

今回作ったカーテンは、ジオラマのサイズに合うようにワイヤーを使って手作りしています。
ワイヤーの肉付けにはグレイスカルピーというオーブントースターで焼き固める粘土が出てくるので、興味がある方はこちらの記事もおすすめです。

カーテンレールを作る

カーテンレールの芯になる部分は、DAISOで購入したスチールワイヤーで作りました。
1本だけだと太さが足りず、2本のワイヤーをねじって太さを出しています。

ワイヤーの肉付けはグレイスカルピーで。
ワイヤーのねじれがなるべく隠れるように薄く粘土をまとわせて、両端には落下防止の丸い装飾を付けてみました。

実際にカーテンレールを作っている動画はこちらです。
廃墟ジオラマの対になる作品なので、部屋の装飾は全く同じものになっています。

カーテンレールに錆っぽく着色をする

【使ったアクリル絵の具】

  • シルバー
  • フタログリーン
  • イエローオーク
  • バーントシェンナ
  • ディオキサジンパープル
  • パーマネントスカーレット
ターナー色彩(Turner Color)
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錆っぽくするのにゴールドの絵の具の方が混色しやすいかなと思いましたが、廃墟の前に作った対になる真っ白い部屋のカーテンレールをシルバーにしたので、そちらに合わせて色作りをしました。

まず全体に塗る色を作りました。
錆っぽくするためにイエローオークやバーントシェンナを多めに混ぜています。

全体に塗るとこんな感じ。
ゴールドでは作れない色味で気に入ってます。

次に作った色は先ほどよりももっと渋い色味です。
シルバーの量を減らしてイエローオークとバーントシェンナメインで作りました。
少しグリーンも効かせています。

まんべんなく着色するというよりも、筆先でトントンと色を乗せるイメージで作っています。

バーントシェンナを多めにとって赤茶のような色を作りました。

こちらの色もトントン塗りで大雑把につけています。

パープルを混ぜて先ほど塗った赤茶色が馴染むような色を作りました。

さっきまで目立っていた赤茶が馴染んだように見えませんか?
トントンと色を重ねることで絵の具の厚みが出るので、カーテンレールの表面に凹凸ができるのもかなりいい感じでお気に入りです。

他のワイヤーパーツも錆塗りしてみた

先ほどと同じ色で着色したパーツです。
こちらは建物の基礎?のワイヤーが飛び出てるようにしたかったので、カーテンレールの芯で使ったワイヤーをねじったものの表面に、ライトモデリングペーストを雑に塗りつけています。

凹凸感と錆の着色がリアルに見えてとても気に入っています。

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実際に貼り付けてみるとこんな感じです。

廃墟ジオラマ用のカーテンを作る

【使うもの】

  • 縫い針
  • パステル
  • 仮止めクリップ
  • アクリル絵の具
  • クッキングシート
  • オーガンジー布(無地の白)

布は手でちぎりやすいものが良かったのと、なるべく薄いものが良かったのでオーガンジーを使っています。
絵の具が机にしみないようにするために、クッキングシートを敷いてその上にオーガンジーを乗せて作業しています。

カーテンのサイズに合わせたオーガンジーの布に絵の具で着色していきます。
これはちょっと水を混ぜすぎました。
もう少し絵の具が濃くてもよかったです。

塗るときは筆で。
きれいに塗る必要はないので大まかに色が広がればOK。

余分な絵の具はティッシュで押さえていきます。

ちょっと黄ばんだ緑色も重ねてみました。

乾燥したら幅広の布と細く切った布の2種類になるように切ります。

ワイルドに手で布を引きちぎって繊維のほつれを出していきます。
幅広の布は全部ちぎってしまわずに繋がったまま残しておくのがポイント。

幅広布の上に細布を重ねて置いて、端をくるっと丸めてクリップで仮止めしておきます。

巻いた部分を糸で縫います。
ここは並縫いでぎゅっと引き締めて仕上げています。
糸は桜のジオラマで使った麻糸の残りを使いました。

普通の縫い糸は綺麗すぎて清潔感が出てしまうので、自然な色味の麻糸にして正解でした。
ジオラマにカーテンを設置した時にも糸が浮かずに馴染んでくれて良かったです。

先ほど作ったカーテンレールの両端にカーテンを縛り付けて完成です。

最後は書道用の半紙で廃墟用の植物を作っていきます。
次回の投稿をお待ちください!

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