こんにちは!杏です。
ミニチュア制作をはじめたときは自分がどんなものを作りたいか曖昧だったので、知り合いのイラストレーターさんにお願いしてイラストを描いていただき、そのイラストをもとに作品を作る練習から始めていきました。
そしていくつか考えたテーマの中のひとつが「ミニチュアフード」。
ちょうど制作期間が夏だったこともあり、涼しげなクリームソーダで1枚のイラストを描いていただいたんです。
そのイラストの可愛らしいうさぎちゃんの頭に乗っていたのがアイスクリームでした。
ミニチュアのアイスクリームってどうやって作るんだろう?
いくつかの粘土を試して、1番リアルにできた作り方を今回紹介していきたいと思います。
少ない材料で簡単に溶けないアイスクリームを作ってみたい方は、参考にしてみてくださいね!
こちらの動画で制作の様子を見ていただくことができます。
アイスクリームの作り方だけを見たい場合は、動画の概要欄をご覧ください。
ミニチュアアイスクリームの材料
- 水
- ヘラ
- 軽量粘土
- アクリル絵の具(イエローオーカー)
軽量粘土はDAISOで買いました。
よく練ると粘土がボソッとしたチーズのように伸びてくれて、アイスクリームには最適!
絵の具はイエローオーカー1色だけでとてもいい色に仕上がります。
100均の絵の具だとどうしても混色が必要になるので今回は単色の絵の具をおすすめしています。
他の作品も作りたい場合はアクリル絵の具の出番が多くなります。
アクリル絵の具のセットを持っていると、自分の感覚で色を作れて楽しいですよ!
ヘラは家にあるもので大丈夫です。
プリンを食べるときのプラスチックスプーンでもOK。
ミニチュアアイスクリームの作り方
- 軽量粘土の着色
- 土台を作る
- 粘土を表面にまとわせる
- 形を整える
大まかな工程は4つ。
材料さえ揃えればあとは簡単に作ることができます!
軽量粘土の着色
【使うもの】
- 軽量粘土
- アクリル絵の具(イエローオーカー)
絵の具は少量でもしっかりと着色するので、1度にたくさん出すのは危険。
薄っすらと黄色っぽい感じを出すためには、卵の黄身サイズの粘土に対して小豆1粒くらいの量の絵の具を少しずつ混ぜます。
色ムラがないようにしっかり練ってみて、まだ色が薄ければ絵の具を追加するくらいがいいと思います。
着色した粘土を練る
【使うもの】
- 水
- 着色した軽量粘土
軽量粘土に少しずつ水を混ぜていきます。
軽量粘土に水を混ぜて練ると柔らかくなって伸びがよくなるので、この工程は結構重要。
水の量は、粘土を素手で練ったときにベタベタとくっつかないギリギリを攻めてみてください。
もし水を入れすぎてドロドロになってしまっても、粘土を足したり、そのまましばらく練ることで乾いてベタつかなくなってきます。
恐れることなかれ。
よりリアルなアイスクリームを目指すと入れたくなるのがバニラビーンズ。
でも気をつけてください。
粘土を黒で着色したものを細かく切って練り込むと、黒い粘土が溶けていなくなります。
テグスのように粘土とは違う素材のものをハサミで細かく切って練り込むのがベストです。
土台を作る
先ほど着色してよく練った粘土をお好みのサイズにちぎって丸めます。
私が今回作った作品は、うさぎちゃんのキャラクターの頭にアイスクリームを乗せるデザインだったので、少し大きめの玉を用意しました。
粘土を表面にまとわせる
1番大切な工程です。
ポイントはしっかりと粘土を練って伸ばしたときの質感にこだわること。
ホロホロっと伸びる感じが出せるまでは、粘土を伸ばして練ってを繰り返します。
粘土が乾燥してきたら、また水を混ぜてあげると復活するのでゆっくり作業してOK!
形を整える
水で濡らしたヘラやスプーンを使って表面を撫でながら整えていきます。
粘土と粘土が重なる部分はヘラの角でサッと撫でるように調整して自然に馴染ませると、アイスクリームの質感にグッと近づきます。
まとめ
ミニチュアアイスクリームは100均の軽量粘土で簡単に作ることができます。
粘土に絵の具と水を混ぜるだけなので、バニラアイス以外の味も絵の具の色を変えたらOK。
ぜひ作ってみてくださいね!
YouTubeチャンネル「anzu’s craft room」では、ジオラマ・ミニチュア作品の制作風景を公開しています。
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