クリスマスの装飾ってどうしてますか?
我が家はテレビ台の前にサンタクロースのぬいぐるみを置くくらいのものですが、大きなツリーを飾るお家もありますよね。
せっかくなら個性を出した装飾でクリスマスを楽しみたい方もいるのではないでしょうか?
いっそのこと自分の好きなようにオーナメントを作ってみようかしら。
そんな方におすすめのアイテムがDAISOに売っていたんです。
DAISOのクリアボール
8cmクリアボールです。
こちらは1個入りで110円。
少し小さい5cmサイズのクリアボールも売っていたので迷いなく購入。
5cmの方は2個入りで110円でした。
このクリアボール、ガチャガチャのケースのようにパカッと外すと中に好きなものを入れられる仕組みになっていて自由度高め。
オリジナリティ丸出しのオーナメントが作れそうですね!
8cmと5cmのクリアボール、サイズの比較はこんな感じです。
8cmのクリアボールの方が、中のスペースが広い分オーナメントに入れるものの選択肢が増えるので、とっても個性的な仕上がりになりました!
今回私が作ったのは、キューピー人形を入れたサンタクロースオーナメント。
大きなツリーがあるお家には8cmのクリアボールがおすすめです。
飾ったときの存在感が桁違い。
机の上にオーナメントだけを飾ってもかわいい!
5cmのクリアボールは貝殻のオーナメントに。
こちらはオーダーをいただいて作ったキューピー人形用のサンタ帽を閉じ込めて、ラッピング代わりにしました。
中の帽子を取り出しても飾れるように、口の開いた貝殻をモチーフに。
今回私が作ったオーナメントをお迎えしてくださった方がツリーのお写真を見せてくれました。
素敵すぎますね…。
この写真のように手作りオーナメントを作ってみたい!という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【今回作ったもの】
- サンタクロースキューピー
- クリスマスツリー
- プレゼント
【オーナメント作りの流れ】
- 雪の地面を作る
- クリスマスツリーを作る
- プレゼントを作る
- サンタクロースキューピーを作る
- 飾りつけ
サンタクロースキューピーを作ってみたい方のために、別の記事で作り方を詳しく解説する予定です。
100均のクリアボールで作るクリスマスオーナメント制作の様子を動画にしました。
作り方を動画で見たい方はこちら。
雪の地面を作る
【使ったもの】
- カッター
- 木工用ボンド
- 発泡スチロール
- もこもこ毛糸(白)
材料は全て100均で揃えることができます。
もこもこ毛糸はなるべく毛足の長いものを選ぶのがGOOD!
ボンドで貼り付けたときにフサフサと柔らかい雪のような印象になります。
地面の土台を作る
まずは大まかな形をとるために、発泡スチロールにクリアボールを押しつけます。
そのときに薄くできた跡に合わせて丸く切ってから、底面を円の曲線に沿うように切るといい感じに。
今回使った発泡スチロールが薄かったので、くり抜いた発泡スチロール2枚をボンドで貼り合わせて厚みを出しています。
あまりにも地面部分が分厚くなってしまうと、あとで飾りつけるものが入らなくなってしまうので注意!
8cmのクリアボールなら、土台の厚みは1.5cmまでに留めておくのが良さそう…
私は通販で買い物をしたときに段ボールの中に入っていた緩衝材の発泡スチロールを使っています。
発泡スチロールが手元にない場合は、100均の軽量粘土で代用可能。
軽量粘土を使う場合は、あらかじめ平たい円柱を作ってしっかりと乾燥させてからカッターで削って形を整えると良さそうです。
地面の土台に毛糸を貼り付ける
【使うもの】
- ボンド
- もこもこ毛糸(白)
- 先ほど作った発泡スチロールの土台
上下どちらでも大丈夫ですが、中心から外側に向かって渦を巻くようにぐるぐると隙間なく貼り付けていきます。
ボンドは半面ずつ塗ると手が汚れません。
毛糸の芯になる部分はタコ糸のように白い線で目立つので、なるべく毛糸の芯を土台に貼り付けるようにするのがおすすめ!
そうするとフワフワ部分だけが表面に出てきてくれます。
クリスマスツリーを作る
【使うもの】
- 細い糸
- ボンド
- 爪楊枝
- ワイヤー
- 樹脂粘土
- グリッター
- ドライモス
- UVレジン液
- アクリル絵の具
- 発泡スチロール
クリスマスツリーに使う材料は全て100均で揃えることができます。
ドライモスはDAISOの園芸コーナーにありました。
そのまま貼り付けるとモスが大きすぎてきれいなツリーの形にならないので、ハサミで細かくカットしたものを使用します。
もみの木を作る
今回は8cmのオーナメントの中に入るサイズのツリーの作り方を紹介しています。
クリスマスツリーの全長は約4cmでイメージしてください。
同じ作り方でサイズを大きくしても違和感のないかわいいクリスマスツリーができますよ!
もみの木の幹を作る
【使うもの】
- 爪楊枝
- 樹脂粘土
- アクリル絵の具
爪楊枝はそのまま使うと長すぎるので、尖っている方から3.5cm測ってカット。
樹脂粘土は茶色と黒のアクリル絵の具を練り込んで焦げ茶色にしておきます。
茶色の樹脂粘土を爪楊枝の表面に少し厚めにまとわせて、木の幹は完成。
あとで木の幹に枝を刺しながら貼り付けるので、完全に乾かないように注意!!
木の幹作りから木の幹に枝をつける作業までは1日で終わらせるといいです。
樹脂粘土にいちいち着色するのが面倒くさい!という方は、DAISOに茶色の樹脂粘土が売っているのでそちらを使ってみてください。
もみの木の枝を作る
【使うもの】
- ボンド
- ワイヤー
- ニッパー
- アクリル絵の具(茶色、黒)
ワイヤーはDAISOのステンレスワイヤーを使用しています。
まず、ワイヤーを着色していきます。
枝は最後はほぼ見えなくなってしまうので、大体焦げ茶色かな?くらいの色味で大丈夫です。
私はアクリル絵の具のブラックとバーントシェナーを混ぜて色を作りました。
アクリル絵の具だけでもいいのですが、ワイヤーに少しだけ膜が張るような感じにしようと思ったので、ボンドを混ぜてみました。
全体に塗って乾燥させたら、ワイヤーをバランスのいい長さにカットします。
カットしたワイヤーはボンドで1本ずつ貼り付けていきます。
樹脂粘土が固まりきっていない状態なので、少し埋め込むようにしてあげるとワイヤーが落ちずに安定してくれました。
ワイヤーの長さは、下が長く上に行くほど短くなるようにするとGOOD!
最後に葉っぱを貼り付けたときにきれいなもみの木になります。
きっちりと測っていないのですが、一番下のワイヤーはだいたい7mmくらいが良さそう。
もみの木の葉っぱを貼り付ける
【使うもの】
- 筆
- ボンド
- ドライモス
先程作ったもみの木の枝部分にボンドをたっぷりと塗りつけ、そのあとに細かくカットしたドライモスをつけていきます。
受け皿にドライモスを撒いて、ペトっと押さえるようにするとふんわりと付いてくれます。
揚げ物のときのパン粉の要領でOK。
小さなオーナメントを作る
【使うもの】
- 糸
- UVレジン
- グリッター
- 速乾タイプのボンド
- 樹脂粘土(何色でもOK)
ツリーに貼り付けるオーナメントは、100均のネイル用品コーナーに置いていたグリッターで作ります。
オーナメントの芯の部分には樹脂粘土を小さく丸めたものを使いました。
芯をいきなりレジンに浸すとベタベタになってしまうので、細い糸を貼り付けて芯をぶら下げるような形にしています。
レジンにオーナメントの芯を浸してから、素早くグリッターの上で転がしてライトで硬化すると、まんまるのオーナメントが出来上がります。
このときに金色のグリッターを使って星型のオーナメントも作っておきます。
小さい芯に糸を貼り付けるのは普通のボンドだと難しいので、速乾タイプのものを使いました。
速乾アクリアという接着剤はいろんなものの接着に使えて、ノズルが極細なのでとても使いやすいです。
もみの木をデコレーションする
もみの木のデコレーションにはサンタ帽を編むときに使ったモール刺繍糸を使っています。
ぐるぐるっと巻きつけるだけでそれっぽく見えるのでおすすめ!
モール刺繍糸 (EM-207)
小さなオーナメントは色のバランスを見ながらボンドで貼り付けます。
小さなクリスマスツリーが完成しました。
小さなプレゼントを作る
【使うもの】
- 赤い布
- ジェッソ
- アクリル絵の具
- 発泡スチロール
モコモコ毛糸で作った地面の上に置く用に小さなプレゼントを作っていきます。
プレゼントの箱部分は、地面づくりで使った発泡スチロールを四角くカットしたものを使いました。
絵の具の食いつきを良くするために、ジェッソという下地材を薄く塗っていきます。
プレゼントが小さくて塗りにくかったので、余ったワイヤーをフォークのように刺して塗りました。
ジェッソをしっかりと乾燥させたあとは色を乗せていきます。
今回は白いプレゼントと赤いプレゼントを用意。
表面には金色の絵の具で柄をつけてみたらとてもいい感じになりました。
赤い色の絵の具に、少しだけ金色の絵の具を混ぜるとツヤっと高級感のある色合いに。
赤い布を細く切って、小さな輪っかを作ります。
小さな輪っか同士を貼り合わせるとリボンの形が簡単に作れます。
全てが終わったあとにプレゼントの上に貼り付けるので、プレゼントの数だけリボンを用意してください。
プレゼントの表面には、十字になるように赤い布を貼り付けておきます。
サンタクロースキューピーを作る
後日別の記事にて作り方をご紹介します!
飾りつけ
全てのパーツをお好みの配置で雪の地面の上に乗せていきます。
貼り付けには100均のボンドを使いました。
初めにサンタキューピーやクリスマスツリーなど大きなものから配置していって、最後に隙間を埋めるようにプレゼントを置いていきました。
プレゼントは少し斜めにしたり、積んだりするとより可愛らしくなります。
配置が決まったら、全てのプレゼントにリボンを貼り付けていきます。
この作業がとっても楽しいんですよね。
ボンドが完全に乾燥してパーツ同士が固定されたら、DAISOのクリアボールの中に入れます。
クリアボールの形状の問題で、画像のように縦半分の状態で封じ込めないと、オーナメントとして飾ったときに大変なことになるので注意しましょう。
完成したオーナメントがこちら。
存在感のある世界でたった1つのクリスマスオーナメントです!
最後に
お家のツリーを自分らしく彩るのに最適なDAISOのクリアボール。
かなり自由度が高めなので、中にチロルチョコを入れて美味しく可愛く飾ったり、好きなキャラクターのマスコットキーホルダーを入れて飾っても素敵になると思います!
オリジナルオーナメント作り、とっても楽しいですよ♪
ぜひ挑戦してみてください!
YouTubeチャンネル「anzu’s craft room」では、ジオラマ・ミニチュア作品の制作風景を公開しています。
細かい作業がお好きな方は覗いてみてください♪
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