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スチレンボードとスチレンペーパーの違いを調べる前にスチレンボードを買った

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床と壁があるジオラマを作りたくて、素材を調べていたときに出てきたのがスチレンボード。

スチレンボードは密度の高い発泡スチロールの板の両面に模造紙くらいの厚さの紙が全面に貼ってある建築模型にも使われるようなアイテムです。
これだ!!と思って速攻買って使ってみて、特に不便に思うことはなく。

その時に作ったのが真っ白な床と壁の作品でした。

「過去と現在」「陰と陽」のようなものを表現したかったので、まずは真っ白で綺麗な部屋の中に真っ赤なピアノを置いた作品を作りました。

その後に作ったのが、この廃墟。
壁のデザインは全く同じもので、古びて崩れた感じを表現しつつ真っ白な部屋とリンクさせたような作品になっています。
この廃墟ジオラマを作るときにスチレンボードの不便さに気付いてしまったんですよね。

表面に貼ってある紙が邪魔…!!!

こちらの動画ではスチレンボードを使ったジオラマ製作の様子を見ることができます。

スチレンボードとスチレンペーパーの違い

スチレンボード

密度の高い発泡スチロールの板の表面に紙が貼ってあるもの。

  • 立てて保管したときに曲がらない。
  • 角がカチッとなるので、建築模型に向いてる。
  • 表面が紙なので、シャーペンで印をつけたときに間違えたとしても消しゴムで消せる。
  • 作品によっては表面の紙が邪魔になる。
  • 廃墟などのボロ加工をするのがやりにくい。

間違えてスチレンボードを買ってしまったときは、シール剥がしの液をつけて剥がせばスチレンペーパーと同じなので問題なし。
私は廃墟のジオラマを作るときに、スチレンボードが大量に余っていたので、シール剥がしを使ってストレスなく作業してました。

逆にスチレンボードの状態でカットして、あとで表面の紙だけを剥がすスタイルはミスをごまかせて作業しやすかったです。

スチレンボードは表面の紙を含めた厚みの表記で販売しているので、表面の紙を剥がしてしまうともちろん薄くなります。
サイズの計算が変わってくる場合もあるので、基本的には紙を剥がす使い方は最終手段。
紙が邪魔な方はスチレンペーパーを購入するのがおすすめです。

スチレンペーパー

密度の高い発泡スチロールの板。

  • 接着剤をつけたときにすぐ張り付いてくれる。
  • 表面を傷つけたり、溶かしたりする加工がしやすい。
  • スチレンボードより曲がりやすい。
  • シャーペンで印をつけにくい。(マーカーが良いかも)

ジオラマに使う分にはスチレンペーパーのほうが扱いやすいと思うので、迷ったらとりあえずスチレンペーパーを購入すればいいと思います。
もし表面に紙をつけたかったら、あとでいくらでも貼り付けられますし。
どちらでも解決方法はあるので安心してください!!

スチレンボードもスチレンペーパーも接着剤はGクリヤーがおすすめです。

私はスチレンボードを買いすぎたので、使い切るまではシール剥がしのお世話になります。

YouTubeチャンネル「anzu’s craft room」では、ジオラマ・ミニチュア作品の制作風景を公開しています。

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